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ARAKA SHORTS、誕生秘話。

2月 19, 2022

始まりは、ARAKAユーザーの声から。

『ARAKA SHORTS』は、昨年の10月に行われた『ARAKA』の企画会議にて、釣りよかメンバーきむさんとARAKAチームでジーンズ、ビールに次ぐ製品は何かの議論からスタートしました。

佐賀よかでしょう。にてARAKA SHORTSの企画動画もこちらで公開中です。

ARAKAでは、公式Twitterや公式Instagramにてアウトドアや釣りが好きなユーザーのみなさんに日々アンケート形式やコメント形式で悩みや、趣味趣向をヒアリングすることを心がけています。

TwitterやInstagramでのアンケートから、ファッションが好きな方から、そこまで興味がない方でも、毎日必ず履く下着には何かしらのこだわりがあることがわかりました。

ブランドやお店にこだわりはなくても、「必ず前開きがいい」「コットン100%がいい！」「蒸れるのが嫌だ！」「ウエストゴムがきつい下着は嫌だ」「トランクスしか履かない」などなど。

聞けば聞くほど、見えないところなのに一人一人で意外なこだわりがありました。

そこで、きむさんから釣りよかメンバーみんなにも下着のこだわりを聞くことに。

＜釣りよかメンバーから出てきたアイデア＞

・アウトドア（釣り）の時に蒸れるのが嫌だ！

・多機能なやつって化学繊維のことが多いけれど、コットン100%で肌触りがいいのがいい。

・やっぱり臭わないのがいい。

・抗菌機能とか付いてたら嬉しい。

・キャンプの時とか部屋干しとかにすぐに乾いて欲しい。

・長く履いても丈夫で、ヨレヨレにならない。

・毎日履くから、デザインはシンプルが良い。

・なんなら洗わなくてもずっと綺麗だったら嬉しい。

というような一件無謀に見える要望・・・果たしてできるのか？！

そこで相談を持ちかけた先が、今回ARAKAのボクサーパンツを製作してくれることになった hap株式会社の阪元さん。元々デニムの加工から始まった繊維加工に強い会社です。最新テクノロジーを駆使して生地にあらゆる機能性を付けることができる技術を持っています。

さっそく、きむさんとhap株式会社さんとオンラインで打ち合わせ。釣りよかメンバーから集めた下着への要望を全部投げてみたところ、叶えられる素材がありました。

COVEROSS®WIZZARD。その名の通り天然繊維にあらゆる機能を選んで生地に加工ができる魔法のような素材。

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COVEROSS®WIZZARDは、最新のテクノロジーを詰め込んだ世界初の快適多機能素材です。「究極」を目指した、私たちのトライ&エラーは、3年で3000回を超えました。その結果、究極とも言える「快適さ」と「多機能」を備えた生地にたどりつくことができました。

by COVEROSS®WIZZARD

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COVEROSS®WIZZARDについて詳しくはこちら。

あらゆる機能性の中でもセルフクリーニングと呼ばれる驚きの機能性をつけられることに。その名の通り洗剤を使わずとも布が自ら汚れを落としてくれる驚きの機能。きむさんがわかりやすく動画でも実演しています。

生地が決まったところで、デザイン・形を決めていくことに。ここでもユーザーの声を参考に釣りよかメンバーと練ることに。数ヶ月間たくさんのボクサーパンツを履いたり、いろいろな声を聞く中で、Yotubeに寄せられた一つのコメントから、ありそうでなかった「リバーシブル仕様」が生まれました。

ボクサーパンツは毎日履くものだから、毎日洗うものでもあります。洗濯機から取り出して干す時や、クローゼットから出して履く時、いちいち裏表を確認するあのストレスがなくなるのが裏でも表でも履けるリバーシブル仕様。履いている時だけでなく、履く瞬間も快適にしたいという究極のめんどくさがり屋さんの気持ちも考えた機能です。

そして、やはり気になるのがデザイン。ここは釣りよかメンバーとも何度も議論を重ねたところです。

毎日履くものだからシンプルにしつつARAKAらしく何かおもしろい機能がつけられないかな・・・？という漠然としたアイデアからいろいろなプリントや刺繍、カラーでテストをすることに。

こちらはARAKA SHORTSのボツ案。

さまざまなデザインを釣りよかメンバーと話し合い、結果たどり着いたのがARAKA ロゴマークをウエストに入れたデザインです。毎日履くものだからやっぱり落ち着きのあるシンプルなデザインが良いという着地になりました。

そしてまだまだ、こだわりは止まりません。ロゴを見ただけで乾いているかわかったら面白くない？！という企画会議中のなんとも奇想天外なアイデアから生まれたのが、ハイドロクロミックという特殊インクのプリント。

再び何度もテスト・・インクの濃度によって消え方や見え方が異なるためベストな濃度をみんなで検証しようやく完成しました。

こうして完成したARAKA SHORTS。最後はパッケージについて。

下着は普段目に触れることはなくついつい疎かになりがち。しかし、本当はとても大切であり、毎日履くものだからこそ日々のモチベーションを左右するアイテムです。

自分へのプレゼントのように感じてほしい！という釣りよかメンバーの声から白い封筒で包むというパッケージに。

そして、せっかくならどこまでもこだわろうと使用する紙の選定が始まりました。

一度履いて貰えば、ずっと履いていたくなる。そんな素敵な製品ができたからこそ、また購入したくなる価格にしたい。そこで、生まれたのがARAKAの下着回収プロジェクト。そして、それを叶えるCCFという"特殊な紙"

このCCFという紙は、元々、着古した布からできている特殊な紙です。布を粉砕して紙にするという、特殊な技術を応用してできた環境にもやさしい紙です。

ARAKA SHORTSが届いたら同梱の案内に従い、自分が今まで履いてきた着古した下着(パンツ)をARAKAチームに返送してください。後日、ARAKA SHORTSの購入時に使用できるクーポンコードをメールで届けます。

最近よく聞く、"サスティナブル"。

素敵なプロジェクトではありますが、「素材がサスティナブルだから価格が高かったり、、」「サスティナブルな商品だから肌触りが、、、」などなど、地球環境には優しいかもしれませんが、実際に手に取るユーザーに寄り添っていないサスティナブルプロジェクトも多く、企業やブランドの一方的な考えだけでできているなぁと感じることも。